修善寺温泉で味わう新感覚バウムクーヘン
2024年12月19日にオープンした「MatoKa(マトカ)」は、修善寺温泉街のバス停「修善寺温泉」に併設されたバウムクーヘン工房カフェです。築43年を迎えたバス停のリニューアルとともに誕生したこの特別な空間は、旅人にとって心安らぐ「止まり木」のような存在として設計されました。
店名の「MatoKa」には深い意味が込められています。バウムクーヘンの円形から「円(まとか)」を連想し、「穏やかなさま」「安らかなさま」という意味を表現。さらに、ゆったりとした「時間」や「空間」の「間」と、そこで楽しむ「菓子」を組み合わせた「間と菓」という言葉遊びも含まれており、修善寺温泉街の魅力と完璧に調和しています。
商品の全体コンセプトとして「旅する大人のおやつ」を掲げ、日常を離れた旅先で心に寄り添い、思い出を彩るような特別な体験を提供します。使用する卵は地元「伊豆鶏業」による新鮮で旨味・甘味の濃いものを厳選し、併設の工房で一層一層丁寧に焼き上げることで、生地のふんわり感と旨味の凝縮を両立させた絶品バウムクーヘンを実現しています。
イートイン専用メニューの中でも特に人気なのが「琥珀(こはく)」(700円)です。表面をキャラメリゼしたブリュレ風の仕上げで、外はパリッと中はしっとりとした食感が楽しめる逸品。また、バウムクーヘンの上にモンブランを載せた「栗色土(くりいろど)」(900円)は、見た目の美しさと味わいの奥深さで多くの来店者を魅了しています。
テイクアウト商品も充実しており、修善寺らしい和テイストを取り入れたラインナップが魅力です。もちもちのバウムクーヘンの生地に小豆ホイップを挟んだどら焼き風の「バム焼き」(500円)や、もちもちのバウムクーヘンにアイスクリームとみたらしのたれをかけた「みたらしバウム」(500円)は、食べ歩きをしながら修善寺温泉街を散策するのに最適です。
お土産としては、しっとり食感の「ソフト」(1,300円)と、しっかり食感の「ハード」(1,600円)のホールバウムクーヘンをご用意。どちらも修善寺旅行の思い出を家族や友人と分かち合うのにぴったりの商品です。3種類のカットバウムクーヘンアソート(1,700円)は、異なる味わいを一度に楽しめる贅沢なセットとして人気を集めています。
ドリンクメニューにも地域性を活かした工夫が光ります。伊豆の梅シロップを使用した「月ヶ瀬梅のハーブティー割」(500円)は、修善寺の梅の名所としての歴史を感じられる特別な一杯。コーヒー(450円)、紅茶(400円)といった定番ドリンクに加え、地元のクラフトビール「ベアードビール」もご提供しており、旅の疲れを癒すリラックスタイムを演出します。
店内は木の温もりが随所に感じられる居心地の良い空間設計となっており、室内のテーブル席だけでなく、開放的なテラス席も完備。バスの待ち時間を有効活用したい方から、ゆっくりとカフェタイムを楽しみたい方まで、様々なニーズに対応できる柔軟性があります。
営業時間は9時30分から16時30分(ラストオーダー16時)で、修善寺温泉街の散策プランに組み込みやすいタイミング設定です。定休日は不定休のため、訪問前にSNSや公式サイトでの確認をおすすめします。
歴史ある修善寺を訪れる人たちと年月を一緒に重ねていきたいとの思いから、何層にも重なる、まるで年輪のようなバウムクーヘン専門のカフェを作ったというオーナーの想いが込められたMatoKa。伊豆の小京都と称される修善寺温泉街に新たな魅力をもたらす存在として、多くの旅行者に愛され続けることでしょう。
修善寺観光の新定番スポットとして、また旅の思い出作りの特別な場所として、MatoKaでの心温まるひとときをぜひお楽しみください。バウムクーヘンの年輪のように、訪れるたびに新しい発見と感動を重ねていける、そんな特別なカフェがここにあります。
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