【修善寺】日枝神社

修善寺温泉を見守る古社

修善寺温泉街の中心部、独鈷の湯のすぐそばに鎮座する「日枝神社（ひえじんじゃ）」。この神社は、平安時代初期に弘法大師空海が修善寺を開創した際、その守護神として建立したと伝わる歴史ある社で、地元の人々や旅人たちから長年厚く信仰されてきました。

境内には、静岡県の天然記念物にも指定されている樹齢800年以上の「ご神木の大杉」がそびえ立ち、力強い生命力を感じさせます。この大杉の根元には「縁結び・安産・商売繁盛」のご利益があるとされる小さな祠もあり、参拝者が絶えません。また、境内には見事な狛犬も鎮座し、温泉街の風情と相まって、どこか神秘的で荘厳な雰囲気に包まれています。

春には桜、夏は深緑、秋には紅葉、冬は澄んだ空気と、四季折々の表情を楽しめるのも魅力のひとつ。特に紅葉シーズンは境内が鮮やかな朱色に染まり、修善寺温泉の散策コースにぴったりのフォトスポットになります。

地元では「山王さん」と呼ばれ親しまれ、年に一度の例祭「修禅寺大祭」では、厳かな神事とともに賑やかな露店も立ち並び、多くの人で賑わいます。修善寺温泉の守り神として今も訪れる人々の願いを静かに受け止め続ける日枝神社。観光途中の立ち寄りはもちろん、朝の散歩や静かな夕暮れ時の参拝もおすすめです。修善寺温泉街の中心というアクセスの良さも魅力で、温泉街散策の合間にぜひ立ち寄りたいスポットです。

料金

無料

住所

静岡県伊豆市修善寺

電話番号

なし

営業時間

参拝自由

定休日

無休

交通アクセス

伊豆箱根鉄道「修善寺駅」よりバス約8分、「修善寺温泉」下車徒歩約3分

駐車場

なし

公式サイト

伊豆市観光情報サイト