【修善寺】筥湯(はこゆ)

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修善寺温泉街の中心に佇む歴史ある外湯の復活

※重要:当施設は2025年8月22日~11月6日まで施設修繕工事のため休業中です

修善寺温泉街の中心部、渡月橋のそばに位置する筥湯は、修善寺温泉で唯一の外湯として2000年に復活を果たした歴史ある共同浴場です。伊豆最古の温泉場として栄えた修善寺には、かつて桂川の河原沿いに7つの外湯があり多くの浴客で賑わっていましたが、昭和20年代には独鈷の湯のみとなってしまいました。筥湯は、再び修善寺温泉で外湯巡りを楽しんでもらおうという想いから建設された、外湯復活第一号の施設です。

施設名の「筥湯」は、鎌倉幕府二代将軍源頼家が入浴していたという伝説の温泉に由来します。箱型の木槽を浴槽に使用していたことから「はこゆ」と呼ばれるようになったとされ、修善寺温泉の歴史を物語る重要な存在となっています。現在の建物は木造平屋建ての瀟洒な浴舎で、総檜造りの内風呂のみというシンプルな構造ながら、溢れる源泉と檜の香りに包まれた風情ある温泉情緒を味わえます。

特徴的なのは、隣接する高さ12メートルの仰空楼(ぎょうくうろう)の存在です。この展望台は修善寺を愛した文豪・夏目漱石の漢詩「仰臥 人唖の如く 黙然 大空を看る」にちなんで名付けられ、修善寺温泉街を一望できる絶景スポットとして人気を集めています。入浴後に仰空楼から眺める修善寺の街並みは格別で、多くの観光客が楽しみにしている体験の一つです。

外湯の伝統を重んじ、石けんやシャンプーなどのアメニティは一切設置されておらず、昔ながらの共同浴場の雰囲気を大切にしています。アルカリ性単純温泉の泉質は神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性などに効能があり、無色透明で癖のない優しいお湯として親しまれています。地元の方々の憩いの場であるとともに、修善寺観光の締めくくりとして多くの観光客に愛されている施設です。

基本情報

料金
大人(中学生以上):700円
小人(小学生):400円
伊豆市民・市内勤務者:350円(身分証明書提示)
修善寺温泉旅館組合加盟旅館宿泊者:350円(割引券要購入)
住所
静岡県伊豆市修善寺924-1
電話番号
0558-72-5282
営業時間
12:00~21:00
定休日
不定休
交通アクセス
電車:伊豆箱根鉄道「修善寺駅」からバスで約10分、「修善寺温泉」バス停下車、徒歩約3分
:修善寺駅より10分
駐車場
なし
※営業時間や定休日、料金など変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。

マップ

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