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悲運の将軍を偲ぶ伊豆最古の木造建築
修善寺温泉街の桂川を挟んで佇む「指月殿(しげつでん)」は、鎌倉幕府二代将軍・源頼家の菩提を弔うため、母・北条政子が建立した経堂です。鎌倉時代初期に建てられたこの建物は、伊豆最古の木造建築として知られ、長い歳月を経てもなお、当時の面影を色濃く残しています。
堂内には、高さ約2メートルの釈迦如来坐像が安置されています。この像は、通常の釈迦像とは異なり、右手に蓮の花を持つ珍しい姿をしており、鎌倉時代の作として静岡県の文化財に指定されています 。
指月殿の隣には、頼家の墓とされる五輪塔がひっそりと佇んでいます。また、近くには頼家の家臣13人を祀る「十三士の墓」もあり、鎌倉時代の激動の歴史を今に伝えています 。
修善寺温泉を訪れた際には、歴史の息吹を感じるこの静かな場所で、過去に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
料金 |
無料 |
住所 |
静岡県伊豆市修善寺 |
電話番号 |
0558-72-2501(伊豆市観光協会) |
営業時間 |
特に定めなし(外観見学自由) |
定休日 |
無休 |
交通アクセス |
バス:伊豆箱根鉄道「修善寺駅」よりバスで約10分、「修善寺温泉」バス停下車、徒歩約5分 車:東名高速道路「沼津IC」より車で約35分 |
駐車場 |
なし |
公式サイト |
修善寺観光協会 |
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