【松崎】長八美術館

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漆喰の美が織りなす時空のアート

静岡県松崎町にある長八美術館は、日本を代表する左官職人、入江長八の作品を展示する美術館です。長八は、江戸時代から明治時代にかけて活躍した名工で、その漆喰を使った鏝絵(こてえ)はフレスコ画にも匹敵するとされています。彼の作品は、細部に至るまで緻密な技術が施されており、その芸術性は多くの人々を魅了しています。

美術館内には、長八の代表作である「遊女普賢菩薩」をはじめ、約50点の作品が展示されています。これらの作品は、漆喰を使った彫刻と絵画の融合で、立体的かつ色彩豊かな表現が特徴です。特に、「遊女普賢菩薩」は六牙の白象に乗った遊女が恋文を読む姿が描かれ、その細やかな技術と美しい色彩が訪れる人々を圧倒します。

美術館の建物自体も見どころの一つで、伝統的な左官技術を駆使して設計されています。外壁にはカラロール、内部にはサンアートや白い壁が使用され、江戸と21世紀が融合した独特の建築スタイルが特徴です。建築家の石山修武氏が設計したこの建物は、「吉田五十八賞」を受賞しており、その独創性と美しさが高く評価されています。

長八美術館は、漆喰の芸術に触れることができる貴重な場所であり、その美しさと技術に圧倒されることでしょう。松崎町に訪れた際には、ぜひ足を運んでその魅力を体感してください。

料金
大人:500円
中学生以下:無料
松崎町民は無料
住所
静岡県賀茂郡松崎町松崎23
電話番号
0558-42-2540
営業時間
9:00~17:00
定休日
毎週木曜日(メンテナンス休あり)
交通アクセス
バス:松崎ターミナルから雲見入谷又は八木山方面に乗り約10分。「長八美術館」下車、徒歩1分。
駐車場
あり(無料)
公式サイト
松崎町観光協会
※営業時間や定休日、料金など変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。

マップ

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