新横浜ラーメン博物館優勝の実力派!
中伊豆の静かな里山、原保(わらぼ)地区に佇む「伊豆あまからや」は、わさび農家を営む店主が週末のみ営業する特別なカレー・ラーメン専門店です。1999年に新横浜ラーメン博物館「第1回ラーメン登竜門」で見事優勝を果たした伝説のスパイス醤油ラーメンを提供する実力派の店として、全国のグルメ愛好家から注目を集めています。
古民家を改装した趣のある店舗は、一見すると一般の住宅のような佇まいで、隠れ家的な魅力を演出しています。靴を脱いで上がる座敷スタイルの店内は、落ち着いた和の空間が広がり、緑豊かで水も空気も澄んだ里山の雰囲気と調和した居心地の良い環境を提供しています。奥には立派な蔵もあり、自転車スタンドも完備されているため、自然を満喫するサイクリング旅の立ち寄りスポットとしても人気です。
店主は平日に伊東市池でわさび農園を営む本職の農家で、週末(金曜日・土曜日・日曜日・祝祭日)のみ、限られた時間(11:00〜15:00の4時間)で特別なグルメ体験を提供しています。農業との兼業だからこそ生まれる、自家栽培の新鮮野菜と本格的なスパイス技術の融合が、他では味わえない独特の美味しさを創り出しています。修善寺駅からタクシーで片道3,000円ほどという立地でありながら、駐車場は10台以上完備され、満車になるほどの人気を誇ります。
看板メニューの「スパイス醤油ラーメン」(850円)は、1999年のラーメン登竜門で全く新しい味として1位を獲得した歴史的な一杯です。10数種類のスパイスを独自にブレンドしたスパイス醤油だれと、鶏ガラと魚介ベースの滋味豊かなスープを組み合わせ、スパイシーでありながら角が立たない絶妙なバランスを実現しています。国産小麦「夢ちから」100%のもちもちとしてコシのある中太麺との相性も抜群で、ここだけにしかないオンリーワンの味わいとして多くのファンを魅了しています。
スパイス塩ラーメン(850円)は、醤油とは全く違うブレンドスパイスを使用した刺激的な風味と辛味が特徴で、人気急上昇中のメニューです。さらに、スパイス味噌ラーメン(850円)も新登場し、これまでにないさっぱりすっきりスパイシーな食後感を提供しています。つけ麺バージョンも用意されており、すりおろした本わさびを溶きながら食べる「わさびで食べる塩つけ麺・ラーメン」という、わさび農家ならではの独創的な食べ方も楽しめます。
カレー部門では、保存料や添加物、小麦粉を使用しない体に優しい本格スパイスカレーを複数種類提供しています。自家栽培の野菜をふんだんに使った「野菜チキンカレー」、10種類以上のスパイスとヘルシーな伊豆シカ肉を使用した「伊豆シカキーマカレー」、そして天城軍鶏を使った地元食材カレーなど、伊豆の自然の恵みを存分に味わえるメニューが揃っています。辛さの調整も可能で、極辛は相当な刺激を求める方向けの本格的な辛さとなっています。
ラーメンとカレーの両方を味わいたい欲張りな方には「半カレー」(460円)との組み合わせが人気で、特に「スパイス醤油ラーメン+半チキンカレー」は定番の組み合わせとして多くの常連客に愛されています。また、わさび農家だからこそ提供できる「わさび農家の本生わさび飯」は、中伊豆の清らかな水で育った美味しいわさびをその場ですりおろし、ホカホカごはんと鰹節の上にのせ、醤油をかけただけの驚くほどシンプルながら絶品の丼です。
人気メニューの「カレーラーメン」は、スープカレーと普通のカレーの中間の粘度で、まさにスパイスカレーと呼ぶにふさわしい逸品です。季節の野菜がてんこ盛りで、麺が見えないほどの具沢山仕様となっており、旨さと辛さのバランスが絶妙に保たれています。最後に香るクローブとシナモンの風味が、伊豆の山奥で味わう最先端スパイスカレーの感動を演出します。
営業日が限られているため、事前の確認が必要ですが、その分特別感のある美食体験を提供しています。オンラインショップでは、店舗の味を自宅で楽しめる「旨カレーらーめん」セットやオリジナルの七味・八味セットなども販売しており、遠方のファンにも愛されています。農業と飲食業の両立から生まれる、心を込めた料理と静かで自然豊かな環境が、訪れる人々に特別な時間と忘れられない味の記憶を提供する、伊豆の隠れた名店です。
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